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風水 in Nepal


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これはうちのオフィスの入口。

青唐辛子と黄色いのはネパールのレモンです。ちょうど金柑くらいの大きさですが、中身はごく普通のレモン。
それを糸に通しただけのものですが、要はこれ「魔よけ、厄除け」というものだそうです。


こんな風に、店の入口をふと見上げるとひっそりとぶら下がっているのを目にすることも多く、両手に何十ものセットを持って売り歩く人もよく見かけるネパールの極めてポピュラーなお守りグッズです。




しかし、今年までこれを「商売繁盛祈願」だと思い込んでいた私。

数年前に「お客さん来ないね・・・」「じゃ、これ下げよう!」とうちのオフィスに初登場したため、それ以降「お客さんが来るように」という意味かと思っていたのですが、もうちょっとマジカルなものだったらしい。
しばらく前に、ろくでもない客(ろくでもないので敬称略)が続いたことに辟易した私が、「もうこれ以上ヘンなヤツが来ませんように」と玄関先に塩を積んだところ、シバさんが「じゃあ、ネパールのレモン&唐辛子と同じだね」と指摘して、私の数年来の誤解が発覚しました。
とはいえ、玄関の盛り塩も千客万来の意味があるそうなので、誤解も正解、結局二つの意味は共通していたわけですが。







興味深いのは、この「レモン&唐辛子」は毎週火曜日に新しいものに変えるそうです。つまり今日。
今朝もオフィスを「レモン&唐辛子」売りの兄ちゃんが覗いて

「要る?」

珍しく「おお、要る要る」とシバさんが受け取ったのですが、兄ちゃんはブツを渡すなりくるっと向きを変えて行ってしまいました。


「・・・お金払ってないよね??」


「あはははー。1か月まとめて払うんだよ。レモンが1個のヤツだと10ルピー(1つが)、2個のだと15ルピーかな」




と、いうことは、1か月分といっても週1なんだから50ルピーしないってこと?
日本円にしたら50円、物価の安いネパールとはいえ、今どき50ルピーでは大したものは買えません。えーと、牛乳なら1リットル、お米もやすーいのが1kg卵なら5個、ローカルのレストランで1品そのくらいかなぁ、というところ。


ポピュラー、とはいえ各店舗が一様に付けているわけではもちろんないし、兄ちゃんの後姿を目で追ってもずんずん歩くばかりで誰かに渡している様子はないし、そんなんで商売成り立っているのか!?火曜日だけのパートタイムと考えれば、ちょっとしたお小遣いにはなるんだろうか。





新しい「レモン&唐辛子」を入口に下げながら、シバさんが

「前のテナントの人が付けてた古い糸がたくさんあるよ。うちは今までほとんど付けてなかったもんねぇ」

「へー。でも、前のテナントの人がいたって相当前だよ・・・」

「いや、うちもこれを付けようとは今までよく思ってたんだけどね。家で作って持ってこようかな、って」



ううん、いいですー。確かにレモンと唐辛子はいつでもどこでも手に入るから、自分で作ることで経費削減にはなるんだけど、わずかな経費削減より兄ちゃんの小遣いがちょっとでも増えた方がいいかなぁ。だって、彼はこんなに暑い中歩いて労働しているその対価になるわけだし。



と、めったに寄付金集めには応じない(だって何よりアヤシイし)資本主義社会で育ったおばさんは思うのでした。
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by noz-tr | 2010-06-29 21:46

ジューンブライド


朝オフィスに来ると結婚式の招待状が届いていました。


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「となりの店のマチンドラくんの結婚式ね」

こちらの招待状は式のかなり直前に来るので、今週末あたりの式なのでしょうか。
しかし、今日も相当結婚式ラッシュの日らしい!
うちのシバさんは「今日は4つ行かないと。そのうち3つはどうしても行かないといかないし・・・」ということで、現在外出中。
てっきり夕方からのパーティーに行くだけかと思ってたのですが、まぁ昼間なら飲まずに済むからいいでしょうね(笑)。




ネパール暦の今月は「結婚するのに良い月」らしいです。その中でも「良い日」というのがあって、今日はまさにそれなんでしょうねぇ。
ネパールはこうした冠婚葬祭にはお金をかけるので、基本的にはたくさんの人を招待します。ですから、シーズンとなるとダブルヘッダーというのもよくあるらしい。



各宗教の儀礼にのっとった式(式は近親者のみ)の後にあるパーティーも、日本のホテルの披露宴のように式次第があってスピーチがあって、というわけではありません。いうなれば「ただだらだら飲み食いする」だけなので、誰が居ても問題なし。本人に会ったこともない「友達の友達」や「取引先の息子」の結婚式にも行ったことあります。ちょっときれいな格好していれば、勝手に会場に入ってビュッフェ形式のご飯を食べていても絶対ばれないだろうなぁ。

しかし、カレーが嫌いでネパール語が下手で友達が少なくて、なにより「ちょっときれいな格好」を1枚も持っていない私は、結婚式に呼ばれてもさらさら行く気はありません。でも、行かなくてもばれないからね~(客が多くて招待した側も把握できない)。



というわけで、マチンドラくん。せっかくのご招待ですが、すまんな。ともあれお幸せに。
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by noz-tr | 2010-06-20 20:06