<   2008年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

ネワールのおっちゃん


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朝と夕方には、こうして天秤棒を担いで青菜(サグ)を売り歩くおじさんをよく見かけます。
「畑で取れたばかりの野菜を歩いて売りにくるのは、昔からここに住む地元のカーストだろう」という推測から、私たちはこうした行商のおじさんをネワール(カトマンドゥ原住カーストのネワール族)のおっちゃんと呼びます。



やっぱりサグは新鮮さが命。今畑で採ったばかりの野菜が食べられるのは、イナカのネパールの特権です。八百屋さんで買うよりも新鮮なことが多いので、青菜は私もおっちゃんから買うことが多いでしょうか。

が、「1束4ルピー」と言うおっちゃんに「3ルピーにしてよぉ」と言っても、100%聞いてくれません。ニホンジンのディディ(おねえちゃん)がお願いしたところで、そんなもんは通用しない。当たり前か。「3つで10ルピー」が基本ラインで、それ以上のディスカウントをしようとしても私の軟弱な押しではまず無理。おっちゃんの方が上手です。だから、決して八百屋さんより安いわけではないんですよ。私だけかもしれませんが。


ところで、ネパールでは芥子菜などの茎の細い青菜を手で千切ります。茎をぽきぽきと折っていき、簡単に折れるならそこは食べられる、折れないところは難くて食べられない、ということ。この作業は理に適っていて結構楽しいのですが、時間は包丁で切るよりも数倍かかる。ですから、私もたいていの場合包丁でざくざくです。硬い筋だらけの茎を食べることもよくあります。ゆったりサグを千切ってごはんの支度をするのは私の小さな願望です。我ながら小さい・・・。
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by noz-tr | 2008-03-30 18:01

ネパールでいちばん安い野菜


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・・・いや、厳密に言うとそうじゃないかもしれませんけど。まぁ、よしとして。

ともかく、たった1ルピーで一掴みくらい買えます。しかし、だからといって山盛り買いませんよ(笑)。とうがらしですからねぇ。しかも青。いくら辛いものに慣れたといってもたくさんは食べられませんて。

日本以外のアジアでは、最もポピュラーな野菜なのでしょうか。ここネパールでもこのクルサニ(唐辛子)は基本中の基本です。カレーの辛さをこれで出すだけでなく、このままぽりぽりとごはんの友として食べる人も少なくありません。私はこれを一口食べたら、もうその後何食べても味がわかんなくなっちゃうんですけどね。でも、ネパールでは「辛い」イコール「おいしい」らしいので、これが究極のおいしいものなんでしょうか。なんでも「人を殺す唐辛子」という名前のクルサニもあるそうです。つまり、辛すぎて死んじゃうくらい辛いらしい。私がネパールで未だに口にしたことがない食べ物の一つです。多分一生口にしないだろうなぁ。



弱腰な私ですが、煮込むカレー(タルカリ)はともかく、フレッシュな素材を使うアチャールなどにはやっぱりこのクルサニなので、時々は少量を買います。でも、力をこめて「ちょ~っとだけちょうだい」と言うと、大抵はタダで2、3本くれます(笑)。だって、2、3本で充分なんだもの。近所の八百屋のおじちゃんは、軟弱なニホンジンのことよーく解ってくれるんですよ。


日本に住んでいた時は、アジア料理のレシピを見ながらこの刺激的な辛さにあこがれたものですが、こうして簡単に手に入るようになると情熱ゼロ。そんなもんです。やっぱり日本人のDNAが「みそしる食っとけ!」と言いますから。今日もやっぱりダルバートじゃない晩ごはんかな。
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by noz-tr | 2008-03-28 17:58 | いろいろな食べ物

1キロください


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ネパールでは、野菜もお米も基本的に重さで値段が決まっています。単位はキロがベースなので、ガイジンの私には結構わかりやすい。しかも日本のレシピをそのまま使えますしね。まぁ、レシピは大体の参考にしかしませんけど(笑)。めんどくさがりなので。

で、お店で秤としてよくみられるのがこれ。天秤です。小さいや天井から吊るせないお店だと、据え置き方の秤もありますが、それも分銅をつかう秤。デジタルスケールなんて肉屋でも見たことない(笑)。必ず少し多めに入れてくれて、端数はおまけってことです。まぁ「その分銅、細工してないかっ!?」という論議がないでもないですけどね。

クラシックな秤には、やっぱりクラシックな帽子のおじさんが似合うなあ。
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by noz-tr | 2008-03-26 15:19

ガルモリ


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ネパールでの朝ごはんはかなり軽いものです。カジャ(おやつ)と呼ばれるくらいで、ミルクティーとこうしたスナックを軽くつまむ程度。ミルクティーだけという人もいます。
最近の傾向として「パン」も一般的になってきましたが、まだまだ写真のようなカジャも人気。毎朝出来立てを買いに来る人のために、こうしたカジャを作る店は朝早くから開いています。

写真の一番手前の丸いものがガルモリ。一個1ルピーの最安値カジャ(?)です。プレーンな味の揚げパンみたいなものですね。こうしたネパールカジャは、粉を練って揚げたもののバリエーションが殆どで、甘いものも塩味のものもあります。
そして、甘いカジャの揚げたてはすごくおいしい。甘いミルクティーとの相性も最高。朝っぱらからでもどんどんいけます。キケンです。

ローカルのティーショップ(お茶を飲ませるところ)でも作っています。ネパールに来ることがあれば、早起きしてぜひローカルのブレックファストを楽しんでみてください。メタボ値のことはしばらく忘れて、でお願いします。
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by noz-tr | 2008-03-23 19:42

ネパール人と付き合うヒント その4

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ネパールはインフラが全く整っておらず、物資とその供給も日本に比べればまだまだ不足しています。ですから、私たちが何かを依頼指示しても、こうした「やむをえない事情」のため、それが履行されないことがしばしばあります。

仕方ないんですよ。ほんとに。




しかし注意しなければならないのは、これ以外にも「相手側の勝手な判断」により、こちらの依頼内容が変更されてしまうことがままあることです。


「いやぁ、言われた白がなかったから、黒にしといたよ」

とか、

「だって赤の方がキレイでしょ?」

とか・・・。泣けます。



こうした事例は「相手の判断」に依るもののため、こちらの内容伝達方法の改善などの予防が効かず、多くの場合作業完了後に発覚するため対処が大変困難です。また、どういうわけか「ここだけははずしちゃいかん!」というポイントを見事に突いてくるという特徴もあります。
そして、相手に全く悪気がない、というこちらにとっては最もやりづらい状況が伴うのも特徴です。



私も今までに

「じゃあ、何でまずうちに聞かないのよっ!」

と日本語で一人怒鳴ったことか。
その後ネパール語で怒鳴り倒すことで少しずつ改善はされていますが、「忘却」という便利な機能に阻害されて、これがなかなか。




「指示内容 変えるときにはまず確認」

掛け軸に書いて、各所に配るということも多少ですが効果があるかと思われます。いやいや、まったく何が効くんでしょうねぇ。
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by noz-tr | 2008-03-21 15:48

建設ラッシュ


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私はカトマンドゥのカオサンと呼ばれる場所、タメルに住んでいます。
カオサンなどとはいえ、タメルは20年前まではなーんにもなかったそうです。何にもなかったところにはホテルだのレストランだのができましたが、もちろん以前から住む人のエリアもあります。カトマンドゥ盆地に多く住むネワール民族の地元商店街なのですが、ガイジンが歩いたりしても下町情緒は変わらず健在。私が住んでいるのもこちらのエリアです。


さてさてこのエリア、半分くらいは突けばかっくんとかたむきそうな古いレンガの家です。家といっても長屋状態で、下は店舗、上には自分も店子も住んでいて、という建物なので、なかなか立て替えも簡単ではなさそうでした。しかし今年になってから、あそこもここもうちの真向かいの大して古くもない家まで、どーんとぶっ壊して立て替え中。私の家から半径20mくらいで4軒も現在進行形です。
私がいつも買っていた八百屋もなくなってしまいました。



よく考えたら、ツーリストエリアの方も結構立て替えたり空き地に何やら建設中。しかも、当然といえば当然のビジネスコンプレックスというものができているようです。そりゃそうですよね。家賃でどれだけ稼げるか。

うちの近所も「地上げ?」「不動産屋に負けた?」と心配しましたが、よくよく観察してみると、ただの増築や自宅新築みたい。あーよかった。



「おつりの細かいのがないから、お代は明日持ってきてよ」

っていうセリフはまだまだ存続しそうです。そうじゃなくっちゃね。
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by noz-tr | 2008-03-19 21:32 | 毎日のこと

ネパール語ってむずかしい


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ネパール語では



車も時計も同じ言葉

60も友達も同じ言葉

星も下も「でも」も「~階」も遠いも同じ言葉


と、私には聞こえるだけなんですけどね。でも、カタカナで書けば同じですよ。
会話の中では文脈からわかることの方が多いのであまり支障はないのですが、私が上の言葉(どれも頻出単語)を使っても、なんとか理解してくれるみんなには、とにかく感謝×10です。


が、世の常として一番冷たいのは一番近くにいる人間。息子に


「○○(日本語)ってなに?」


と聞かれて相当するネパール語を答えると、100回くらい聞き返されます。悪かったな、ネパール語下手で。
5歳児を前に本当に恥ずかしくなる自分が恥ずかしい・・・。
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by noz-tr | 2008-03-18 15:15

米の買出し


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この間からずっと言い続けていた「先日の米の買出し」の風景です。

この写真は、うちで普段食べているタイチン米。ネパールで比較的簡単に手に入るお米の中では最も日本米に近く、値段も手ごろです。こうして見ると一応短粒種ですよね?炊くとちょっと長くなってしまいますが、贅沢はいっていられません。ぱらぱらのインディカよりずっとまし。日本人のアイデンティティここにあり!


比較的簡単に、とはいえ、うちの近所では売っていません。いつもアサンを越えたところにあるマハボウダという問屋街まで買いに行きます。
こちらでは、電話でのお米のデリバリーというのはあまりしません。レストランあたりにはしてるのかな。でも、デリバリーとなるとキロ単位でなく、20kgか30kgの大袋になってしまうので、少ししか買わない私は散歩がてら20分ほど歩いて買いにいきます。5kgのお米を入れるためのバックパックを持って、まさに「買出し」。アサンで売られる野菜などを見ながらの散歩は秘かな楽しみだったりするのでした。

まずアサンから
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by noz-tr | 2008-03-16 14:49

ごりごり


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そういえば、料理ブログ宣言なんてのもしました。



でも、今カメラが手元にありません(笑)。
以前に撮った写真で「ネパール料理のツール」ご紹介で勘弁。決して家でごはんを作っていないわけではないですよ。



これは、ネパール語でシラウト、シロウタ、シラウタ・・・、えーと、こんな感じで何回か言っていれば、いつかは通じます(アとオの中間の母音です)。発音が難しいので、我が家では「ごりごり」。「ごりごり」するというネパール語の動詞としても使っています。
これは日本のすり鉢のようなものです。こちらではホールのスパイスや野菜などを潰すのに使い、ダルバートを作る時の必需品です。とにかく早いし楽ちん。

うちのごりごりは、内径の長い方が20cmくらいのごく普通のサイズですが、石を削って作ったものなので重い!足の上に落としでもしたら、冗談じゃなくえらいことになります。
すりこぎにあたるものも石でできているので、スパイスを細かく挽いたり、しょうがなどをつぶすのは本当に簡単。でも重いからか、ネパールの家庭では「洗わずそのまま」というごりごりを時々見かけます(笑)。だから、おみやげにもあんまりお勧めじゃないかも。重くても持って帰る!という強い意志を持てる方は、上の発音を参考に料理用具店の人に聞いてみてくださいね。
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by noz-tr | 2008-03-13 16:58

ネパールのアイドル


ねぇねぇ、あたしたちの写真撮ってるよ

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先日の米買出しの途中で見かけた女の子たち。
CDやDVDなどのソフトのお店の前でおしゃべりしてました。10時も過ぎてるのに学校は?と思ったら、近くでの校外授業だったようで、よく見てみると他にも制服姿の子供たちがボード片手に何やらしていました。みんな遊んでいて、何をしてたかは全く不明でしたけど。


彼女たちが見ているのは、ネパール映画とプラサント・タマンという歌手のポスターです。
このプラサント、実はアメリカで大人気を博しているスター発掘番組American Idolのインド版、Indian Idolの第1回優勝者。名前から気づく方もいらっしゃるでしょうが、ダージリンに住むネパールのタマン族の男性です。
もちろん、ネパールのメディアの大半はインドのもの。去年の秋ごろに番組のファイナルが行われた時は、「ネパール人がIndian Idolになるかも!」ということで、カトマンドゥでもえらく盛り上がっていました。携帯からの一般投票をするため(有料)、募金を募る一団がタメルを練り歩いていたり、ファイナルの放送をめぐってポカラあたりではストライキ騒ぎが起きたり。平和ですわな。


しかし、見ての通り、あんまりアイドルっぽくないですよねぇ(笑)、彼。
ネパールのメディアに登場する時は、ネパールのアイデンティティを強調するため、ネパール帽(左のポスターで右から2番目の人が被っているもの)を被っていることが多く、余計イナカっぽく見える。「演歌歌手なんだ」としばらく思い込んでいましたよ。わけないってば。
他のファイナリストは、いわゆるボリウッドスター(ヒンディー映画の俳優)系のくっきり美形タイプが多かったような気がしますが、意外に懐が深いというか、思ったほど単純じゃなかったんだわ、インド。


さてさて、プラサントくんはIndian Idolの肩書きと全ネパールの期待をひっさげて、ヒンディー映画界に登場するのでしょうか。ちょっと気になります。

こっち向いてよ
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by noz-tr | 2008-03-12 16:20