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あんたにはムリ!

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1月に実家に帰った時、息子が「ネパールに持っていくー」と固辞した品のひとつ。



ちなみにこれ、「日本で一番初めに流行った時に買ったオリジナル」のルービックキューブ、のはず、です。


ちなみに私の記録は2面を揃えるところまで。なので、記録と呼ぶのは不適切、かも。


ちなみに実家では、電話台の下に購入当時から2010年1月まで変わらず鎮座しておりました。ちゃんとケース入りで・・・。






で、私の息子である彼が当然1面たりとも自力でできるわけないんですけどね。
先日息子がいつの間にかオフィスへ持ち込んで、いつの間にか近所の友達に貸していたのですが、
昨日それが全面揃って返却されてきました。


まぁ、でもすぐその場で崩してしまい、そのままとなってしまったのですが、今日息子が色のシール部分を剥がしてやがった!

「何してんのー!」


「これでできるもーん」




・・・確かに。

よく聞いてみると、先日全面揃えた友達もシールを貼り替えて「作った」そうで。
息子は「あれはいんちき」と不満げに話していましたが、A型の息子には確かにできないワザだわー。
おそらく6年生くらいの子だったので気転もきくのでしょうが、やはりA型の私には今まで思いもよらなかった。すごいー。
でも、いいよねぇ。結果はちゃんとできてるんだもん。




で、何に一番びっくりしたかというと、「その当時の」シールがきれいに剥がせてまた貼り直せたということ!
# by noz-tr | 2010-07-07 20:37

風水 in Nepal


風水 in Nepal_e0126499_18482848.jpg



これはうちのオフィスの入口。

青唐辛子と黄色いのはネパールのレモンです。ちょうど金柑くらいの大きさですが、中身はごく普通のレモン。
それを糸に通しただけのものですが、要はこれ「魔よけ、厄除け」というものだそうです。


こんな風に、店の入口をふと見上げるとひっそりとぶら下がっているのを目にすることも多く、両手に何十ものセットを持って売り歩く人もよく見かけるネパールの極めてポピュラーなお守りグッズです。




しかし、今年までこれを「商売繁盛祈願」だと思い込んでいた私。

数年前に「お客さん来ないね・・・」「じゃ、これ下げよう!」とうちのオフィスに初登場したため、それ以降「お客さんが来るように」という意味かと思っていたのですが、もうちょっとマジカルなものだったらしい。
しばらく前に、ろくでもない客(ろくでもないので敬称略)が続いたことに辟易した私が、「もうこれ以上ヘンなヤツが来ませんように」と玄関先に塩を積んだところ、シバさんが「じゃあ、ネパールのレモン&唐辛子と同じだね」と指摘して、私の数年来の誤解が発覚しました。
とはいえ、玄関の盛り塩も千客万来の意味があるそうなので、誤解も正解、結局二つの意味は共通していたわけですが。







興味深いのは、この「レモン&唐辛子」は毎週火曜日に新しいものに変えるそうです。つまり今日。
今朝もオフィスを「レモン&唐辛子」売りの兄ちゃんが覗いて

「要る?」

珍しく「おお、要る要る」とシバさんが受け取ったのですが、兄ちゃんはブツを渡すなりくるっと向きを変えて行ってしまいました。


「・・・お金払ってないよね??」


「あはははー。1か月まとめて払うんだよ。レモンが1個のヤツだと10ルピー(1つが)、2個のだと15ルピーかな」




と、いうことは、1か月分といっても週1なんだから50ルピーしないってこと?
日本円にしたら50円、物価の安いネパールとはいえ、今どき50ルピーでは大したものは買えません。えーと、牛乳なら1リットル、お米もやすーいのが1kg卵なら5個、ローカルのレストランで1品そのくらいかなぁ、というところ。


ポピュラー、とはいえ各店舗が一様に付けているわけではもちろんないし、兄ちゃんの後姿を目で追ってもずんずん歩くばかりで誰かに渡している様子はないし、そんなんで商売成り立っているのか!?火曜日だけのパートタイムと考えれば、ちょっとしたお小遣いにはなるんだろうか。





新しい「レモン&唐辛子」を入口に下げながら、シバさんが

「前のテナントの人が付けてた古い糸がたくさんあるよ。うちは今までほとんど付けてなかったもんねぇ」

「へー。でも、前のテナントの人がいたって相当前だよ・・・」

「いや、うちもこれを付けようとは今までよく思ってたんだけどね。家で作って持ってこようかな、って」



ううん、いいですー。確かにレモンと唐辛子はいつでもどこでも手に入るから、自分で作ることで経費削減にはなるんだけど、わずかな経費削減より兄ちゃんの小遣いがちょっとでも増えた方がいいかなぁ。だって、彼はこんなに暑い中歩いて労働しているその対価になるわけだし。



と、めったに寄付金集めには応じない(だって何よりアヤシイし)資本主義社会で育ったおばさんは思うのでした。
# by noz-tr | 2010-06-29 21:46

ジューンブライド


朝オフィスに来ると結婚式の招待状が届いていました。


ジューンブライド_e0126499_18502850.jpg



「となりの店のマチンドラくんの結婚式ね」

こちらの招待状は式のかなり直前に来るので、今週末あたりの式なのでしょうか。
しかし、今日も相当結婚式ラッシュの日らしい!
うちのシバさんは「今日は4つ行かないと。そのうち3つはどうしても行かないといかないし・・・」ということで、現在外出中。
てっきり夕方からのパーティーに行くだけかと思ってたのですが、まぁ昼間なら飲まずに済むからいいでしょうね(笑)。




ネパール暦の今月は「結婚するのに良い月」らしいです。その中でも「良い日」というのがあって、今日はまさにそれなんでしょうねぇ。
ネパールはこうした冠婚葬祭にはお金をかけるので、基本的にはたくさんの人を招待します。ですから、シーズンとなるとダブルヘッダーというのもよくあるらしい。



各宗教の儀礼にのっとった式(式は近親者のみ)の後にあるパーティーも、日本のホテルの披露宴のように式次第があってスピーチがあって、というわけではありません。いうなれば「ただだらだら飲み食いする」だけなので、誰が居ても問題なし。本人に会ったこともない「友達の友達」や「取引先の息子」の結婚式にも行ったことあります。ちょっときれいな格好していれば、勝手に会場に入ってビュッフェ形式のご飯を食べていても絶対ばれないだろうなぁ。

しかし、カレーが嫌いでネパール語が下手で友達が少なくて、なにより「ちょっときれいな格好」を1枚も持っていない私は、結婚式に呼ばれてもさらさら行く気はありません。でも、行かなくてもばれないからね~(客が多くて招待した側も把握できない)。



というわけで、マチンドラくん。せっかくのご招待ですが、すまんな。ともあれお幸せに。
# by noz-tr | 2010-06-20 20:06

理由を知りたい日本人。

昨日の朝、息子を学校へ送る途中オフィスに立ち寄ると(通り道なので)、うちの若いスタッフが

「今日学校休みじゃないの?」


理由を知りたい日本人。_e0126499_22163153.jpg




「え?そうなの?」


「そのはずだけど」


「何で??」


「さあ」




休みのはず、まで言っておきながら、その「さあ?」って何だよ!!!!




この「さあ」という返事、理由を尋ねるとよく返ってくる言葉です。
仕事の話をしているのにこの言葉を使うヤツも時々いて、しかも、間髪いれずに即答する大馬鹿野郎もいて自分の頭の中で「ボッ」と火がつく音を聞くことがある(笑)。せめて3秒くらいは考えろー!と。


が、今回の「学校休み」のように、すでに起きてしまっていることについては理由を聞いたからといって、どうにかなるものではないですがね。だからそんなことの理由を知ることに無駄なエネルギーを使うのはばかばかしいと思っているのかもしれません。





だが!!!



日本人は知りたがりなのだ!

私は「なぜか」を知りたいのだ!

なぜ知りたいか、の答えは「さあ?」なんだけど、知りたいからちゃんと答えてね。ネパールのみなさん。

学校はホントに休みでした。
# by noz-tr | 2010-04-27 17:26

暑くなりました~

東京は雪だとか最高気温が10度だとかいうことですが、カトマンドゥは夏です。

誰が何と言っても32度は夏です。


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オバサン性末端冷え性の私ももう靴は履けませんっ!というくらい暑くなったので、仕方なく今年の初プールへ行ってきました。今までは、プールはまだ開いていない、とかまだ水は冷たい、などと説得していたのですが、そんな半端な言い訳じゃあ逃げ切れなくなってきました。つまり、本格的な夏到来、となってしまったわけ。




4月から2年生となってもうすっかりオトナの息子。プールの排水口を見て、「こっから出た水がぐるーっとまわってあそこから(水が出ている飾り口)出てくるの?」

そう言われてみれば、そんな水の浄化循環システムがこんな小さなホテルのプールにあるわけもなく。
じゃあ、普通に上水から来て下水へ流しているんだろうか。そんなもったいない!




「出しっぱなし♪」と歌う資源節約のCMを「絶対しねえよ・・・」と冷めた目で見ていた私。
節水生活を7年間している彼は、自然と「水をただ流しっぱなしにする、というもったいないことはありえないだろう」という視点で見ていたのですね。ちょっと不憫な気もしますが、まあそのまま行っとけ。


さて、あのホテルの水の行方はどこだったんだろう。
実は一番怖いのは「ただ循環している」なのですが。
# by noz-tr | 2010-04-23 23:15